単語の解釈

「それはNPなのかね?ん?」というセリフで何を連想するでしょうか?学生の頃は、即座に Non-deterministic Polynomial が引っかかりました。最近は、National Project とどちらのことか、という判定が入ります。

こういう言葉の解釈の食い違いって、いろいろなところで起きますよね。最近すごいなぁと思った解釈の違いは、「パラメトリックサーチ(parametric search)」です。

私にとってのパラメトリックサーチは、(幾何問題における)計算パラダイムのための名称でした。別に、パラメトリックサーチは、一般的に幾何問題に限られたものではありません。私とパラメトリックサーチとの出会いが、計算幾何学の授業中だったりしたので、カッコ書きしてみました。ちなみに、このテキストisbn:9784320121768に書かれている内容を教えてもらいました。

最近では、検索時の精度を上げるためのパラメータ指定を伴うサーチ支援を指すような場合でも使われ始めているようです。怖いですね〜。そこにもクッションいるのかぁ... ってなりました。

でも、まぁ、パラメトリックサーチは、分割統治や動的計画(dynamic programming もはじめて単語を見たときは、いろいろ激しく妄想しましたが)なんかと比べると影が薄いのは否めません。適用してもオーダーがちょっぴり下がるだけで、実用的かどうかは不明だし。

PC 内のPDFファイルの整理中に、Parametric search made proctical を見つけて、何となく読んでいました。それからしばらくして、職場で parametric search なる単語を立ち聞きしました。おほっ、と思ったのですが、ちょっとガックリきました。


それだけです。