書籍管理と読書カレンダー

よく同じ本を何冊も購入してしまいます。歴代1位は、村上春樹の「風の歌を聴け風の歌を聴け (講談社文庫)です。3冊ありました。実家に帰るともう1冊あります。家族のも合わせると、もう少し増えます。村上春樹は好きなのですが、そこまで熱心な読者ではないと思っています。買い過ぎです。

電車で帰省するときには、3冊ほど小説を購入するのですが、電車の中で半分くらい読んで気付きます。こ、これ、読んだことある!! 購入する前に、携帯から所持している書籍を確認できると良いです。あと、神保町などに行ったときなどにも確認したくなります。

関連サービスとして下記のものが考えられます。他にもあるかもしれませんが... いくつか末尾にあげています。

よく購入する書籍は、「専門書」と「小説・エッセイ」です。カテゴリによって、サービスを使い分けることが必要かも知れません。

専門書は、Google ブックスで管理しようと思っています。Google ブックスは、マイライブラリを登録することができます。所持している書籍の中でキーワードを含む書籍の検索ができます。この機能が、すごく便利だと思います。例えば、「マイライブラリ」を指定して、"cuckoo hashing"で検索をかけると「Handbook of data structures and applications isbn:1584884355」のp.9-14を開いてみせてくれます。さらに、"cuckoo hashing"をハイライトしてくれています。マイライブラリを指定しなくても見つけてくれるのですが、所持している書籍に関して検索を書けたいことが多々あったりします。例えば、電子情報だけだと本文とリファレンスを行ったり来たりするのが面倒です。書籍とディスプレイ両方使う方が、効率的かなって思います。

なのですが、Google ブックスだけではうまくいっていないのが現状です。理由は、Google ブックスの書籍情報があまり整備されていないことです。書籍の登録は、ISBN を指定することで行えます。このとき、適切に書籍情報と結びつかないものがいくつもあります(例:Spatial Tessellations isbn:9780471986355 → 見つからない。Voronoi 図の名著なのに...)そして、(ちょっと細かいですが)書籍情報にも誤りがあるのもイヤです(例:計算幾何学入門 isbn:4795263213 → 訳者に不備)。小説・エッセイに関しても同様です(例:可変思考 isbn:4334741762 → 見つからない)。そのうち改善されると良いなぁ、なんつって思ったりします。

一方で、小説・エッセイについては、現在どのサービスを利用しようか検討中です。2年以上「たなぞう」を利用していますが、次の理由が原因で代替サービスを模索し始めました。1つ目は、サーバ負荷でほとんど使えないことがあったりすること。2つめは、母体の経営危機でサービスの存続が危ぶまれたりしていること。存続期間が不透明だと、一気に利用したくなくなりますよね。 長年利用させて頂いてきたので、がんばってほしいと思う気持ちは強くありますが...

そこで、「読書カレンダー」の利用を本格的に踏切ろうとしています。読書カレンダーは、サービス提供・開発・運営している友人経由でその存在を知りました。ポテンシャルは高いと期待しています!いろいろコメントもしたいので、比較対象として、「ブクログ」や「読書メーター」も利用し始めました。はてさて。

その他、見つけたサービスを以下に示します。どうなんでしょうか?